親族や身内の方が亡くなったときは、自宅の片付けや整理を行わなくてはなりません。

突然の事に何から手を付けたらよいのか迷ってしまい、遺品整理に思っていた以上に時間がかかってしまうということも少なくはありません。

しかし遺品整理を行うときに、捨てるとあとで困ることがあります。

通帳や印鑑、保険証書、貴金属などはもちろんですが、介護用品やパソコンの周辺機器(サーバーなど)、掃除用具などはレンタル品の可能性もあるので、レンタル品であるかどうかを確認してから処分を検討するようにしてください。レンタル品であるかどうかは契約書や銀行口座から料金が引き落とされていないかどうかなどで確認することもできます。(お世話になっていたケアマネジャーさんに聞くと教えて頂けます)

また、写真や手紙など思い出になる物は簡単に捨ててしまうと後で後悔することが有るので、専用のダンボール箱などに一時保管しておき、時間のあるときにゆっくりと選別作業をしてください。(捨てた物は帰ってきません) しかしながら、膨大な量があると仕分にも非常に困るケースが多いのも現実です。

私たちは、今まで多くの事例で経験してきた整理で、ご遺族が残したいものは何が多いかなどをミーティングで話し合い、一つ一つの遺品を大事に分類しています。ご依頼者から大切な物・探されている物などをお聞きし、本人に成り代わり作業をさせていただいています。

また、ご家族で遺品整理を行うことは本当に素晴らしいことだと思います、その中で「ゴミの分別方法がわからない」「何から手を付けたらよいのかわからない」など、わからないことも多いと思いますので、お気軽にお尋ねください。